2020年10月22日

『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)

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『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)


病と障害と、傍らにあった本。 [ 齋藤 陽道 ]

体が痛い時、心が苦しい時、孤独が辛い時。
私たちは本の一節や一文、たった一つの言葉に救われる事がある。

もしも今、当事者あるいは介護者になったら、どんな本に寄り添っていてほしいだろうか。

誰とも分かち合えない時間、本は外の世界と自分を繋ぐ「窓」となる。

12人それぞれの病と障害。本と生きることにまつわるエッセイ集。
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目次

【本を知る】
齋藤陽道  母の絵日記 
頭木弘樹  本嫌いが病気をして本好きになるまで 
岩崎航   病をふくめた姿で 

【本が導く】
三角みづ紀 物語に導かれて 
田代一倫  写真と生活 
和島香太郎 てんかんと、ありきたりな日常 

【本が読めない】
坂口恭平  ごめん、ベケット 
鈴木大介  本が読めない。 

【本と病と暮らしと】
與那覇潤  リワークと私―ブックトークがあった日々 
森まゆみ  体の中で内戦が起こった。―原田病と足るを知る暮らし― 

【本と、傍らに】
丸山正樹  常にそこにあるもの 
川口有美子 それは、ただ生きて在ること
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2020年10月21日

『アネモネ戦争』(BL出版)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

上村亮太
『アネモネ戦争』(BL出版)


アネモネ戦争 [ 上村亮太 ]

遠いむかしのこと。
人々は野に咲く小さな花に「アネモネ」という名をつけました。

アネモネの種は風にのって旅だち、あちこちで花を咲かせます。そうやってその種類を、少しずつ少しずつ、増やしていきました。

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人々は、アネモネの花をだんだん好きになり、やがて自分の手もとにおいておきたい、と思うようになったのです。

ついには街中に、新しい種類の、様々な花が咲くようになりました。

そんな中、ある国の欲ばりな王様が、学者を呼んで命じました。

「わが国だけに咲くアネモネを作れ。それだけではない。それは世界でいちばんきれいなアネモネでなくてはいかん。

その花も種も球根も、私だけのもの、わが国だけのものだ。作りかたの秘密は、決して、だれにももらしてはならん」

こうして生まれたアネモネを、王様は誰にも見せず、ひとりだけで楽しんでいました。

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ところがある日、強い風が吹き、その種が国境を越えて隣の国まで飛んで行ってしまいます。

「アネモネの秘密を守るための戦争だ!」

人々がよく知らないうちに、突然戦争が始まりました。
でも、誰もどこで何が起こっているかわかりませんでした。
それはすぐには目に見えなかったからです。

そのうち、街のなかからは、少しずつ人がいなくなり、笑い声も少なくなっていきました。

人々は、いつしか、もっと黙るようになっていきました。
そして自分の目で見ようとすることも、戦争について考えることも、やめました。

自分だけが安全だったらいい、と思うようになりました。

……でも、それこそが、「戦争」だったのです。


そんな日々が続いた、ある晴れた日のこと。
どこからか声が聞こえてきました。

誰に、何を呼びかけているのでしょう。

その声は風にのって、遠くへ遠くへと、はこばれていきました……。

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アネモネには「風の娘」という意味があります。

私たちも一輪のアネモネのように、この世界に、風にのせて届けられる言葉がある。
かかげるべき「のろし」がある。

そんな願いと想いを込めて作られた、一冊の絵本。

限定500部だった絵本が、普及版として刊行。
今だからこそ、胸に響くものがある。

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2020年10月19日

『デザイン偉人伝』(左右社)

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松田行正
『デザイン偉人伝』(左右社)


デザイン偉人伝 [ 松田行正 ]

携帯できる本をつくったマヌーツィオ、文字を絵として扱ったシェレ、レイアウトに機能美を求めたマラルメ。
デザインという言葉が生まれるずっと前から、世界のあちらこちらで偉業は成されていた。

「本のデザインに関する」偉人たちの、手法や着想のヒント。
これはすごい。

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