2016年02月26日

おじいちゃんのゆめのしま

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『おじいちゃんのゆめのしま』(評論社)

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おじいちゃんのゆめのしま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

現実世界から秘密の「入り口」を通って異世界へ行くという児童文学の王道をいきながら、
愛する人との別れについても自然に感じとれ、ポップな見た目以上にテーマ性のある絵本。

また、必要以上に言葉に頼らない、「間」も素敵でした

絵も柔らかで、鮮やかで、清々しいです。
海に出るシーンや、ジャングルの中の場面はとても印象的でした。

AOI世界イラスト賞(子どもの本部門)
セインズベリーの児童図書賞最優秀賞絵本




posted by ひるねこ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

老人と猫

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『老人と猫』(エクスナレッジ)


老人と猫

著者のニルス・ウッデンベリ氏はスウェーデン人。
大学で医療心理学を教え、生命観の研究に従事しています。
本書はそんな著者が「どんなふうに猫にぞっこんになっていったか」
を描いた物語です。

教授という地位を得て、物書きでもある主人公の「私」。
そこに新たに「猫の飼い主」という肩書が加わった、
そんな書き出しから物語は始まります。

ある日ブラインドを上げてみると、門の上に1匹のネコがいて
大きな黄色い目でこちらをじっと見つめています。
そしてその次の日からネコは毎日姿を見せるようになり、
どうやら小さな物置小屋に住みついているらしいことを知ります。

「あの猫が早く私たちに見切りをつけてくれればいいが」
そう思いながら、2週間ほど家を空けて帰ってくると、
やはりそこには猫の姿が。

夫婦ともに猫は嫌いではない。だが趣味は旅行。
ペットを飼うなんて柄ではないし、現実的に無理……。

最初はそんな風に考え、できるだけ関わらないように振る舞います。
あくまで「寒いしお腹も減ってそうだから、仕方なく面倒を見ている」という風に。
ですが、ネコはその魅力を使って、少しずつ少しずつ家に入り込みます。

そしてついに「猫はどこにいる?」が夫婦の口癖となり、
日常の一部となったネコは「うちのキティ」と名前をもらいます。

仕方なく(?)飼い始めたキティですが、姿が見えないだけで不安になったり、
反応が気になってしまったり、だんだんとその存在が大きくなります。
やがては、キティのおかげで規則正しい生活が送れるようになったり。
それはまるで恋をしているかのよう!

ネコを飼った経験のある人には、とてもよくわかる心情かもしれません。


本書の面白いところは、ただの愛猫記ではなく、
心理学の教授がネコの不思議な世界を読み解こうとするところにあります。
「キティに感謝の気持ちはあるのか?」
「キティは私のことを信頼してくれているのか?」
このあたりはぜひ本書をお読みください。

そして物語は、ネコと人間の歴史、名だたる文学者のネコに関する逸話や研究、
スウェーデンにおける野良猫対策などへと広がっていきます。
人と動物とのかかわりについて深く考えさせられます。

ネコだけでなく、いろいろなペットを飼っている方、そして飼おうとしている方に
ぜひ読んでいただきたい一冊です。


posted by ひるねこ at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

【「山陰中央新報」掲載のお知らせ】

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

2/12山陰中央新報「本と遊べば」のコーナーで、
荻窪にオープンした注目書店「Title」さんと一緒に
当店も取り上げていただきました。

Titleさんと並んでの掲載は大変恐れ多いのですが、
(先日のイベント「小さな本屋のつくり方」に続いて、並んでしまいました!)

荻窪という町は自分が生まれ育ったところでもあり、
また版元時代に営業でよくお邪魔していた山陰の新聞に
記事が載るというのは何かのご縁かなと感じています。

不忍ブックストリートでもお世話になっている、
ライター・編集者の南陀楼綾繁さんの記事です。
本当にありがとうございます。

記事にもあります通り、まだまだ平日の売り上げは厳しく、
順風満帆と胸を張れるような状況ではありませんが、
少しずつ地元のお客様にも知っていただけるようになりました。

ここからまた、気を引き締めて頑張ってまいります。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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posted by ひるねこ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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