2017年09月12日

『もりのたいしょうは はりねずみ』『とんぼの島のいたずら子やぎ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

児童書業界にいたので「幼年童話」という言葉を当たり前に使ってしまうのですが、
一般的にはどれだけ認知されているのでしょう。

「子ども向け読み物」?
それとも単に「童話」?

名称はなんでもいいのですが、とにかく絵本から読み物・小説への橋渡し役として、とても大切な存在です。
『いやいやえん』や『ふらいぱんじいさん』、『エルマーのぼうけん』などのタイトルを聞くとイメージしやすいかもしれませんね。

個人的には『こぐまのくまくん』『大きくても ちっちゃい かばのこカバオ』が大好きですし、オススメです。
未読の方はぜひ!

さて、現在『どうぶつたちがねむるとき』パネル展にあわせて、ハンガリーのお話を展開中です。そのうちの2点がこちら。

『もりのたいしょうは はりねずみ』


もりのたいしょうははりねずみ [ フェレンツ・モーラ ]

『とんぼの島のいたずら子やぎ』


とんぼの島のいたずら子やぎ [ アーグネシュ・バーリント ]


「もりのたいしょう〜」は、いばりんぼうのクマと、賢いハリネズミの話。
キツツキが「もりのたいしょうはハリネズミ」と話したから、さあ大変。
怒ったクマを上手くあしらいながら本当に大将になってしまうハリネズミの見事な知恵。
可笑しみに満ちています。

「とんぼの島〜」の主人公はやんちゃな子やぎ・ギダ。
ある日、サーカスをやめたトラが近所にひっこして来ることになり、驚かせてやろうと企みますが……。
子どもを見守る大人たちの優しさが溢れています。
先に挙げた『こぐまのくまくん』『大きくても ちっちゃい かばのこカバオ』を思い出しました。

作者は異なりますが、絵はいずれもレイク・カーロイ
「ハンガリー人でこの人の絵を見たことがない人はいない」とされるほど親しまれている作家だそうです。
鮮やかな色使いに一目で惹きつけられました。

なかなか店頭で平積みされる機会のない幼年童話。
ぜひこの機会に手にとってご覧ください。


 
posted by ひるねこ at 18:33| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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