2017年10月17日

『おじさん酒場』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『おじさん酒場』(亜紀書房)
山田真由美 文/なかむらるみ 絵


おじさん酒場 [ 山田 真由美 ]

急に冷え込んだここ数日。
こんな日には熱燗?お湯割?それともまずはビールから?

「人生の大事なことは、お酒とおじさんが教えてくれる。」

気持ちはわかるけどそんな大げさな……と思いつつ、あれ、本当にそうなのかも?

・抱擁するおじさん[まるよし・赤羽]
・社章キラリなおじさん[小野屋酒店・日本橋]
・茄子をくれるおじさん[鳥恵・大船]

25軒のめくるめく夜、おじさんたちの邂逅。

哀愁漂う背中、突き出たお腹、やたらに繋ぐ手。
その立ち居振る舞いには生きることの何がしかが詰まっているようです。
酒場では人の目を気にせず、みんな好きにやっている。
そんな自由な感じが、「酒場はおじさんがいないと締まらない」と思わせるのでしょう。

自分はまだ「おじさん」ではないですが(と思っています)、渋い居酒屋になんの違和感もなく溶け込めるような大人になることは、一つの目標であり、通過儀礼(!)なのかもしれません。
それにはまだまだ人生経験が足りませんね。

巻末には、太田和彦さんとの鼎談、さらに「名店案内100」も。

さあ、今夜は何を飲もうかな。
posted by ひるねこ at 21:41| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『本棚の本』(アノニマ・スタジオ)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

赤澤かおり 著『本棚の本』(アノニマ・スタジオ)


本棚の本 [ 赤澤かおり ]

たまに「ここに並んでいるのは店主さんが好きな本ですか?」と訊かれることがあります。
「そうです」と答えたいところですが、必ずしもそうではありません。
個人店なので売りたくない本は売らないけれど、古本の買取によって予期せぬ本との出会いはあるし、知らない本を手にとって、棚に並べるのが楽しいのです。

少しくらいはファンの方もいるかもしれませんが、選書で唸らせるほどのセンスも知識もありませんので、それだけでは商売が成り立ちません。ですので、大まかに分ければ「セレクト書店」かもしれませんが、必ずしも自分の趣味の本だけを置いているのではないのです。

そういうわけで、店の棚を見られるのは当然平気だけれど(むしろ見て買って読んでください)、自宅の棚を公開するのは恥ずかしい。それは裸の姿を見られるようなものだから。

〈本棚には人生と人柄が詰まっている〉

ここに並ぶ19名、料理家、デザイナー、カメラマン、漬物店店主、帽子作家など職業は様々。
だけどその本棚を見れば、その人の考えや生き方が見えてきます。

いつか自分も胸を張って本棚を見せられるだろうか。
posted by ひるねこ at 13:17| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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