2017年11月02日

『京都で考えた』(ミシマ社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

吉田篤弘『京都で考えた』(ミシマ社)


京都で考えた [ 吉田篤弘 ]


街を歩くことは考えること。
京都という場では様々な思いが去来し、水の流れのように連なってゆく。

古本の傷や汚れは、今は亡き誰かの声が守られ生きのびてきた証。
多くの人々が京都に惹かれるのもまた、傷や汚れを負いながらも、千年にわたり守られてきた事物とその営為に触れるためではないか。

それらは私たちが忘れていたもの、見失っていたものを思い出させる。

山と積まれた本はその存在自体がときに煩わしく思われることもあるが、その「疎ましさ」は非日常や異界への入り口となる。


散歩をするような気楽さと、際限のない思考の深さ。
路地に迷い込むように読み、歩き進めたい。
posted by ひるねこ at 14:10| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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