●松浦 弥太郎『孤独を生きる言葉』(河出書房新社)

孤独を生きる言葉 [ 松浦 弥太郎 ]
〈孤独を生きる個人と個人が、ときには手をつないだり、語らったり、ほほえみをかわしたりして生きる。たとえ同じ方向を向いていても、決して馴れあわず、決してもたれ合わず、それぞれの足で立って、個として歩いていく。〉
孤独とは、自分の愛し方を学ぶこと。
●常見陽平『社畜上等!』(晶文社)

社畜上等! 会社で楽しく生きるには [ 常見陽平 ]
サラリーマンはもちろん、フリーランスだろうが経営者になろうが、人は「会社」と向き合わざるを得ない。だったらその「会社」を再定義して、とことん楽しめばいい。
「会社の魅力とは、やらされること」「会社は利用するもの」
労働者の側に立つ著者が提案する、楽しい働き術。
●藤田一照,光岡英稔『退歩のススメ』(晶文社)

退歩のススメ 失われた身体観を取り戻す [ 藤田一照 ]
食品、林業、エネルギー……。テクノロジーに依存する私たちは、この“狂った社会”で前に進むのではなく、一歩下がることから始めたい。
何を行うかではなく、いかに何をしないか。
削ぎ落とした先に見えてくるものとは。
禅と武術が交差する処に生まれる、言葉、思想、観念。