2018年04月27日

『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

レイチェル・イグノトフスキー 著
野中モモ 訳
『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)


世界を変えた50人の女性科学者たち [ レイチェル・イグノトフスキー ]

「ズボンをはいた女は厄介だ。」

1930年代、ミズーリ大学に現れた細胞遺伝学者のバーバラ・マクリントックは、周囲の男性たちからそう思われていました。

教授陣は彼女を会議から締め出し、研究を支援しませんでした。昇進させるつもりもなく、結婚したらやめさせようとさえしていたのです。


これは決して珍しい物語ではありません。
性別を理由に、教育を受けられず、研究を続けられない時代が確かにありました。

女性だから、科学論文を発表することができませんでした。
女性だから、場所も研究資金も与えられませんでした。
女性だから、大学の建物内に入ることができませんでした。
女性だから……。

この世界を知りたいという好奇心や欲望に、性差はないはず。
同じように空を見上げ、岩の下に目をやり、顕微鏡を覗き込んできたのです。


本書には、マリー・キュリーやレイチェル・カーソンを始め、常識を打ち破り、差別や困難と闘い、世紀の大発見や研究をなしとげた女性たちが登場します。

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科学・技術・工学・数学といった分野で、素晴らしい業績を残した50人の女性。

彼女たちの存在が無かったら、今の世界の見え方は全く違うものになっていたかもしれません。

そしてまた、もし理不尽な扱いに悩まされることがなければ、さらなる発見があったのではないか。そんなことも考えます。

#MeToo #WeToo
あらゆる差別・ハラスメントに「NO」と言うこと。

未来は、私たちの行動にかかっています。
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『猫の世界史』『猫の楽園 ゾラ ショートセレクション』『ゆらゆらミケちゃん』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

猫関連3点です。


『猫の世界史』(エクスナレッジ)


猫の世界史 [ キャサリン・M.ロジャーズ ]

古今東西、人間のそばにはいつだって猫がいた。長靴を履き、受胎告知を見守り、悪魔の使いにされ……。物語や絵画のモチーフとして、ペットとして、もはや欠くことのできない存在。書かれ描かれて引っ掻いて。隠すことのできない魅力、斯くの如し。猫の歴史年表つき。



『猫の楽園 ゾラ ショートセレクション』(理論社)


猫の楽園 ゾラショートセレクション (世界ショートセレクション) [ エミール・ゾラ ]

「ある冬の晩、暖かい熾火の前で、猫はこんな昔話を始めた。」表題作『猫の楽園』を始め、エミール・ゾラの7編を収録。ユーモラスな話、風刺の効いた話、ホラーなど、ゾラの〈短編作家〉としての力を感じます。ヨシタケシンスケによるイラストも◎



『ゆらゆらミケちゃん』(偕成社)


ゆらゆらミケちゃん (おともだちあそびえほん) [ きむらゆういち ]

ミケちゃんがとことことこ。目の前には飛び石が。ぴょんぴょん飛ぶと、お次は丸太。その次はロープ。さて、落ちないように行けるかな?子どもの頃、同じように遊んだことを思い出します。落ちたら最初からやり直したりして。きむらゆういちのえほん、新シリーズ。
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2018年04月26日

新刊入荷『日本の気配』『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』『進歩 人類の未来が明るい10の理由』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。


●武田砂鉄『日本の気配』(晶文社)


日本の気配 [ 武田砂鉄 ]

世間の空気を見定め、怒りのボルテージを下げ、憤りを隠し、匂いを嗅ぎ分けて態度を決める。そんな風に感情をセーブした大勢が、一部の人たちに自由に社会を握らせている。空気以前の〈気配〉を察知するなんてもう止めよう。「ムカつくものにムカつくと言うのを忘れたくない」



●ブレイディみかこ、松尾匡、北田暁大
『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(亜紀書房)


そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学 [ ブレイディ みかこ ]

経済的不平等が存在すれば、民主主義は不完全。その気づきの遅れが、トランプ現象や極右勢力の台頭につながっている−。経済的に最も不平等な国の一つである日本。原発や改憲、ジェンダーを語るのと同じく、経済に目を向けることが善き社会への第一歩。



●ヨハン・ノルベリ/山形浩生 訳
『進歩 人類の未来が明るい10の理由』(晶文社)


進歩 人類の未来が明るい10の理由 [ ヨハン・ノルベリ ]

破滅的で悲惨な状況が続いても、昔よりずっと良くなっている点だって確かにある。食糧、寿命、識字能力……。スウェーデンの歴史学者がデータで見る、人類進歩の歴史。とは言え「どう感じるか」だって大きい。貧困、暴力、差別……。絶望しないために。

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