●石井桃子『新しいおとな』(河出文庫)

新しいおとな (河出文庫) [ 石井 桃子 ]
子どもたちにとって絵本とは何か。昔話をどう伝えるか。ファンタジーについて。
「子どもの本」は根源的に「人間の本」であるという信念のもと、様々な実践を試みた石井桃子。
プーさんやピーターラビットを見つめた目に、いまの「おとな」たちはどう映るだろうか。
●黒田龍之助『世界のことば アイウエオ』(ちくま文庫)

世界のことば アイウエオ (ちくま文庫) [ 黒田 龍之助 ]
サーミ語、ゾンガ語、リンガラ語。
3,000とも5,000とも言われる世界の言語数。それを1人でどこまで語れるか。
見慣れたものから聞いたこともないような言語まで。
本書に収録されている100のエッセイから、新たな世界の扉が開くかもしれない。