東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。
サッサ・ブーレグレーン 作/枇谷玲子 訳
『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)
北欧に学ぶ小さなフェミニストの本 [ サッサ・ブーレグレーン ]10才の女の子、エッバは、国際会議を伝える新聞記事の写真を見て、各国の首脳が年配の男性ばかりなのに気づきます。
「世の中の大事なことを決めるのは、どうしてスーツ姿のおじさんばかりなの? 女の人はえらくなれないの? こんなんだったら、別の夢を持った方がいいのかな?」



エッバは友だちとフェミ・クラブを結成。
男の子も女の子も一緒になって、日常に潜む男女差別、不平等、違和感について話し合います。
「女の子は傷つきやすく、か弱いと思われる。おしゃれや男の子にしか興味がないとも」
「広告に出てくるような(痩せた)女の子、どこにもいないよね」
男女平等の先進国・スウェーデンからやって来た小さなお話。
男女がともに思いやり、だれもが平等に自分らしく生きるとは?
わたしはわたし、ぼくはぼく。
差別やハラスメントが横行し、不寛容という名の病に蝕まれる現代。
いま、私たちが学ばねばならないことが、本書には詰まっています。
小さな女の子エッバのように、私たちは立ち上がることができます。
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