木村草太『自衛隊と憲法─これからの改憲論議のために』(晶文社)

自衛隊と憲法 これからの改憲論議のために (犀の教室) [ 木村草太 ]
憲法改正に関する議論。しかしその内容は、理性的・合理的な議論とは程遠いものが多い。
そもそも憲法とは何か、どんな歴史があるのか。
それを知らずして、何をどう変えようというのか。
「現在の憲法を理解しない人々が、その改正を語れるはずがありません」
どこを、どうして改める必要があるのか?
または、変えずに守る理由があるのか?
私たちは学ばねばなりません。
「時代」などという抽象的な言葉に乗せられて、安易に改憲することなど許されるものではありません。