飯島 都陽子 著
●『魔女のシークレット・ガーデン』(山と渓谷社)

自然から多くの知恵を授かり、それをパワーとした「魔女」。
彼女たちに関わる植物といえば何が浮かぶだろう。
ローズ、リンデン、ブラックベリー。
毒を抜き、愛をもたらし、浄化する。
魔女が暮らしに役立てる野草や樹木を美しいイラストで案内。
松岡正剛 著
●『雑品屋セイゴオ』(春秋社)

大福、ガーゼ、セロテープ。
ここに陳列された120の品々は、ノスタルジックな思い出で味付けされ、「青少年の裏地」に染め付けられている。
今や大抵の商品は、実物を見ずとも手に入る時代。
だがモノがもたらす感覚は、それでは足りない。
目と手と脳で触れるオブジェたち。
パオロ・マッツァリーノ 著
●『偽善のトリセツ』(河出文庫)

「善良な心を持っていようが、道徳心にあふれていようが、実行しなければ意味がありません」
「不純な気持ちでも結果的にいいことしている偽善者の方が、世の中を良くしているのでは」
席の譲り合い、募金…大切なのは動機ではなく結果である。
パオロ流「偽善のすすめ」。