2019年07月26日

『少年奇譚』『少女奇譚』(晶文社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

川奈まり子
『少年奇譚』『少女奇譚』(晶文社)


少年奇譚 [ 川奈まり子 ]


少女奇譚 [ 川奈まり子 ]

人ならぬもの、普段は見えない存在が、この世には確かにいる。

意識するとしないとに関わらず、恐らく誰しもが経験したはずのそれらとの邂逅は、成長するとともに減り、いつしか忘れてしまう。

そして大人になってからの、ふとした瞬間、ささやかな出来事が、それを呼び覚すことがある。
『千と千尋の神隠し』に登場するハクが、その導き手となり、ある男性に幼き頃の遊び相手を思い出させたように。

幼少期だからこそ立てた、異界への入り口。触れられた、異界への扉。

多くの人々の実体験として語られ、集められた奇譚は、「少年」「少女」それぞれに特有の妖しさ、怪しさを放っている。

性が分岐する前のある一時期に、何かがそっと宿るのかもしれない。

あなたにもきっと、いつかの出会いが甦る。

身も心も粟立つ。
posted by ひるねこ at 18:31| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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