2020年01月27日

『人間としての尊厳 ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか』(現代書館)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

スウェーデン社会庁 著/二文字 理明 訳
『人間としての尊厳 ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか』(現代書館)


人間としての尊厳 ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか [ スウェーデン社会庁 ]

障害をもつ者ともたない者とが平等に生活する社会を実現させる。
「ノーマライゼーション」の理念は、1950年代初頭のデンマークに端を発する。

「障害者を個人として尊重する」そんな当たり前ともいえる考えを具体的実践に移した、同じ北欧のスウェーデン。

翻って、日本はどうだろうか?

「ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合、それは弱く脆い社会なのである」

現在においてもなお、日本では障害をもつ人の自由や権利が蔑ろにされ、平然と差別が行われている。
悲惨な事件も起き、その裁判の行方は大きな注目を集める。

本書は、主に障害者福祉施設等で働く職員に向けて書かれたものであるが、その周囲の人間、そして社会の一員である全ての人に向けられたメッセージでもある。

人権とは、尊厳とは何か。
今、私たちが改めて考えるべきことだろう。
posted by ひるねこ at 18:39| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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