2020年03月18日

『サンドウィッチと喫茶の時間』(グラフィック社)

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川口 葉子
『サンドウィッチと喫茶の時間』(グラフィック社)


サンドウィッチと喫茶の時間 [ 川口 葉子 ]

ハムに玉子にベーコンレタス。
いやいや、サバだって柿だってクッキーだって。

食パン、ベーグル、カンパーニュ。
どんなパンに何をサンドするのも思いのまま。

なぜ具材は「挟む」ことによって、さらにその魅力を増すのだろう。

どうやらサンドウィッチには自由という名のスパイスが挟まっていて、それがとびきりの味付けをするようだ。

素朴、大胆、バロック、耽美主義。
その断面は、もはや芸術という他ない。

自由の風の吹くままに、北海道から沖縄まで、全国67店舗を訪ね歩いた。

どこからどこまでがサンドウィッチか?
小難しいことは考えずに、大口開けてむしゃぶりつきたい。

https://hiruneko.thebase.in/items/27141663
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2020年03月16日

『修道院のお菓子』(天然生活の本)

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丸山 久美
『修道院のお菓子』(天然生活の本)


修道院のお菓子 [ 丸山 久美 ]

派手さは無く、味も素朴。
材料が豊富には揃わなかった中世の時代から、守られ、伝えられてきたお菓子作りは、シンプルであるだけに余計に愛らしさを増す。

ケーキ、ドーナツ、チョコレート。

スペインの修道院に代々続く伝統菓子。
そこには深い祈りもこめられている。

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2020年03月14日

『いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り』(亜紀書房)

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若松 英輔
『いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り』(亜紀書房)


いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り [ 若松 英輔 ]

2019年11月。
38年ぶりに、ローマ教皇が来日を果たした。

その意味と歴史的な価値を、一体どれだけの人々が理解し、自らの行動や思想、社会のあり様に引きつけて考える事ができただろう。

長きにわたるカトリック教会の歴史において、“初めてづくし”とされる、現教皇フランシスコ。
様々な改革を行い、その発言の一つ一つに世界中が注目している。

彼は常に、小さき者、弱い人、貧しい人の側に立ち、耳を傾け、「いのち」を守ってきた。
教会の中に籠って祈るだけでなく、世界中を飛び回り、皆がともに暮らせる「家」を作ろうと行動を起こしている。


「(わたしたちは)この世界が無償で与えられ、他者と分かち合うべき[神からの]贈り物であることに気づきます。この世界は与えらえたものであるゆえに、効率性と生産性をただただ個人の利益のために調整する単なる功利的視点で現実を眺めることは、もはやわたしたちにはできません。」


力ある者たちによって独占されるためではなく、人々によって分かち合われるために、この世界は存在する。
そう彼は伝えている。

大量生産・大量消費、水道民営化、気候変動、移民や難民、死刑制度。

フランシスコが日頃から発しているメッセージは実際的で、私たちの生活に直結している。
そしてその多くは、いま日本で暮らす我々が考えねばならない問題でもある。


「声を発しても耳を貸してもらえない人たちの口になるために」。
宗教の枠を超え、全ての人に投げかける問い。

いま改めて、その言葉に耳を澄ませたい。
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