リッケ・ローセングレン 著
ヴィンスルー美智子、村上進 訳
『北欧の森のようちえん』(イザラ書房)

北欧の森のようちえん 自然が子どもを育む デンマーク・シュタイナー幼稚園の実践 [ リッケ・ローセングレン ]
子ども時代の自然の中での冒険は、物事の不思議さを知り、未知のものに出会う良き機会。
環境意識の高さ、社会に対して自分の力を役立てようとする意志。
北欧デンマークのある幼稚園の実践は、様々な示唆を与えてくれる。
本書によく登場する「nærvær」(ネァヴェア)とは、
日本語で言えば「その場に存在し、今そこで起きていることに関わる」ということ。
「自分の行動を意識して、共にいる人にしっかりと心を向ける」という意味も含んでいるそう。
自然の中で共通体験をし、その瞬間を大切にすることが、より自然や身の回りの人、そして自分自身と一体化することに繋がる。
人知を超えたもの、目に見えないけれど確かにそこにあるもの。
子どもたちの可能性を大きく広げる、実践の日々と記録。
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