2016年02月11日

「小さな本屋のつくり方」に登壇しました

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

昨夜、神保町EDITORYでのイベント
「小さな本屋のつくり方 〜個性的な本屋の店主に学ぶ「本屋」という空間のつくり方〜」
に登壇し、開店にまつわる諸々の話をしてきました。

登壇者は私の他に
・辻山良雄さん(Title)
・植田浩平さん(PEOPLE BOOKSTORE)
・大野真司さん(劃桜堂)

のお三方。

そして開店前の連載でもお世話になった、
BOOKSHOP LOVERの和氣さんが司会を務めてくださいました。

当店は古書をメインに新刊・雑貨を扱っておりますが、

Titleは、新刊、カフェ、ギャラリーなど
PEOPLE BOOKSTOREは、古書、新刊、CDなど
劃桜堂は、現役大学生によるブックカフェ

と、それぞれ違った形態で運営されていて、
とても興味深くお話を伺いました。

開店前に何をしていたか、始めたきっかけ、これまでに大変だったことなど、
内装のやり方や費用、店内で流す音楽や初期在庫をどうしたかといった話も含め、
具体的な話もそれなりに出たのではないかと思います。
会場には「本屋をはじめたい」という方も多くいらっしゃったので、
少しでも参考になり、お役に立つ話ができたならば嬉しいです。
それぞれのやり方があるので、かみ砕いて、うまく吸収していただければと思います。
まだまだ話し足りないこともありますが、あっという間の濃密な2時間でした。

面白かったのは「自分の職業をなんと呼ぶか?」について。
私も含めて、やはり「本屋」でした。
形態や成り立ちがこれだけ異なるのに、同じ「本屋」という言葉で表わせるということ、
それは「本屋」という職業のもつ可能性を示していたように思います。

今回の登壇者はそれぞれ形は違えど、店・スペースがあり、
そこで本を扱い、営業している面々でした。
ですが「本屋」とは何も店舗を持っている人だけを指すのではありません。
ブックコーディネーターのような方はもちろん、編集者やデザイナー、
ブックイベントを主催している方、古本市に出店する方などなど、
本に関わることを生業としている人々はみな「本屋」です。

今回のイベントは「小さな本屋のつくり方」でした。
「小さな」「本屋」という言葉それぞれに、意味があると思います。
実際にお店を始める方も多いと思いますし、ぜひそうなってほしい。
ですが、決して店舗をもつことだけが答えなのではなく、
様々な関わり方があって然るべきですし、もしかすると
その方が本の世界を豊かにしてくれるかもしれません。
自分なりの本との関わり方、向き合い方を見つけていただければ幸いです。

私は本屋を始めたいという方を応援していますし、
様々なことを一緒に楽しくできたらという思いもあります。
ちなみに、こういった取り組みもありますのでぜひご覧ください。
「本屋入門」

また、昨夜のイベントではお話できなかったこともたくさんありますので、
よろしければご来店いただき、ぜひお声かけください。

少しでもたくさんの「本屋さん」が生まれますように。




posted by ひるねこ at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小張様

先日のイベントに参加させていただいた塚田と申します。
興味深いお話がたくさん聞けた楽しいイベントでした。

当方、Crossroad of Wordという現代詩のアーカイブサイトを運営しております。
このサイトは本屋にほとんど置かれていない現代詩というジャンルを応援する為に作ったサイトです。

本屋ではないですが、サイトにどうやったら集客できるようになるかを考えるのは、ある意味本屋の経営に近いものを感じております。
「小さな本屋のつくり方」は、その意味で大変参考になりました。

近いうちにお店にも寄らしてください。また色々お話をお伺いしたいです。
それでは。
Posted by 塚田知雄 at 2016年02月12日 23:13
塚田様

ご来場、そしてコメントをいただきありがとうございました。

現代詩のアーカイブサイトですか、とても貴重なお仕事ですね。
大変興味深いです。

集客の難しさは、リアルな店舗でもサイトでも共通するものがありますよね。いろいろと教えてくださいませ。

お時間あるときにはぜひお立ち寄りください。
お待ちしております!
Posted by 小張隆 at 2016年02月15日 17:21
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