2016年11月06日

ミロコマチコさん『ぼくのふとんはうみでできている』『つちたち』『うそ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

休日ということで、本日もファンの方々が原画展にご来場くださいました。
ミロコマチコさんの絵本というと、『オオカミがとぶひ』『てつぞうはね』『オレときいろ』などがすぐに思い浮かびますが、
こちらの3冊もそれぞれ違った魅力のある作品です。

『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)


ぼくのふとんはうみでできている [ ミロコマチコ ]

うみのふとんは、ふかくてひろい。ねこのシロといっしょにねむる。
ザーンザーン ぐうぐうぐう。朝、目覚めると子ねこがたくさん生まれてた!次はねこのふとんだ。
にゃあにゃあにゃあ ぐうぐうぐう。たくさんのねこたちをこねこねしてたら、もちもちもちふわふわしてきたぞ。
それになんだかあま〜い匂い。目が覚めると、朝ご飯はふかふかのパン!次は、そう、パンのふとんだ!
想像力の連なりと言葉が楽しい絵本。


『つちたち』(学研プラス)


つちたち [ ミロコマチコ ]

おはよう つちたち おはよう おはよう おはよう たいよう
くろいの ちゃいろいの きんいろの みんな つちたち
土を主役に、自然をダイナミックに切り取り描いた作品。
何もかも開放して、ただ無心でページをめくりたくなります。
本の中に閉じられた大地の力が、開いた瞬間爆発します。
隅々まで置かれた色の力強さ。

『うそ』(金の星社)


うそ [ 中川ひろたか ]

うそを つくのは いけないことだけど うそを ついていない ひとなんて いるのかなあ?
お母さんの真珠のネックレス、撮影のセット、お弁当のギザギザの葉っぱ。物語のおばあさんやオオカミ。
でも人を喜ばせるうそもある。
怒られたくない時、悲しませたくない時、何かを守りたい時、ひとはうそをつく。
うそってなんだろう?
こちらは中川ひろたかさんとのコラボ作。「はじめてのテツガク絵本」シリーズの1冊です。
posted by ひるねこ at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。