
キリン、ラッコ、アザラシ、シロクマ、ヤマネにラクダ……動物たちの眠り方は様々。
どこでどうやって眠るのか、そこにはその動物の自然界での立ち位置のようなものが表れます。
眠りとは休息であり、必要不可欠なものでありながら、それは常に危険と隣り合わせ。
敵に襲われることもあれば、急激な天候の変化にも対応しなければなりません。
ここに描かれる動物たちは本当に安心しきっていて、そんな不安を微塵も感じさせません。
眺めているこちらがついつい眠りに誘われるほど。
あまりに繊細で美しい、こちらの絵本。
本書は「チェコのもっとも美しい本2014年」で児童書部門の3位を受賞するなど、非常に高い評価を得ています。
この素晴らしい絵本が、店内にどのような彩りを添えてくれるのか、今から楽しみです。
会期中はポーランドやチェコなど中欧・東欧の絵本もいくつか揃える予定です。
どうぞお楽しみに!
●会期:9/7(木)〜9/20(水)11:00〜20:00 (店舗営業時間に準じます)
※最終日は18時ごろまで
月曜定休の他、休業の場合がありますので、必ずSNSをご確認ください。
●場所:ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉
●入場無料
※本の詳細は⇒ http://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032027600


『どうぶつたちがねむるとき』(偕成社)
作:イジー・ドヴォジャーク
絵:マリエ・シュトゥンプフォヴァー
訳:木村有子