2018年02月15日

『子どもの人権をまもるために』(晶文社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

木村草太 編『子どもの人権をまもるために』(晶文社)


子どもの人権をまもるために (犀の教室) [ 木村草太 ]

人間誰しもに「人権」がある。それは子どもだって当然だ。

でも待ってほしい。本当にそうだろうか?
その権利は「本当に」保障されているのだろうか?


憲法学者である木村草太氏が、様々な現場で働く人々や専門家に話を聞く。
ここにあるのは徹底したリアルだ。


「道徳」については前文部科学省事務次官の前川喜平氏、「虐待」問題では精神科医の宮田雄吾氏。「貧困」に関しては専門社会調査士の山野良一氏、「保育」ではNPOフローレンス代表理事の駒崎弘樹氏。「LGBT」は弁護士の南和行氏、などなど。

子どもを取り巻くあらゆる問題について、子どもと直に関わる人々の生の声が淡々と、冷静に、熱を帯びて、語られる。

障害、JKビジネス、指導死、不登校……。
現実はあまりにも辛い。でもこの辛さから目を背けないこと。

我々大人は、自分たちの都合を優先し、「子どもだから仕方ない」で片付けていないだろうか?

子どもだけの問題なんてあり得ない。
全ては大人の問題だ。

ただ心を寄せるだけでも、根拠もなく明るい未来を信じるのでもない。
「どうしようもない」と思考を止めないこと。意識を変えること。
本気になれば解決できるのだ。

暗闇の向こうに灯りがあれば、それを目指して進んでゆける。
posted by ひるねこ at 18:44| Comment(1) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
歴史探偵の気分になれるウェブ小説「北円堂の秘密」を知ってますか。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。その1からラストまで無料です。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレに最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。
古代の政治家の小説です、気が向いたらお読み下さいませ。
Posted by omachi at 2018年02月22日 19:59
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。