2018年05月12日

『ねみみにみみず』(作品社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

東江一紀 著/越前敏弥 編
『ねみみにみみず』(作品社)


ねみみにみみず [ 東江一紀 ]

「八方ふさがりが六冊で、四十八方ふさがり。できてもできなくても、こりゃもう、やるしかない。」

総計200冊以上の訳書を残し、数々の賞を受賞するなど、伝説の翻訳者として知られる東江一紀(あがりえ・かずき)。

氏の綴ったエッセイや「訳者あとがき」、年賀状(!)まで様々に集めた一冊ができました。

-
【内容目次】

執筆は父としてはかどらず
お便りだけが頼りです
訳介な仕事だ、まったく
冬来たりなば春唐辛子
小売りの微少
寝耳に蚯蚓
待て馬鹿色の日和あり
変な表記、じゃない、編者後記
-

軽妙洒脱。まさにその言葉がぴったりくるような氏の訳文は、海外文学の魅力を多くの日本人に知らしめました。

「創作かと思うほど生き生きした訳文なのに、原文からまったく離れていない」と多くの翻訳者が絶賛したその文章。

ファンはもちろん、そうでない方も、ぜひ本書で「東江節」をご堪能ください。

なかなか表に出ることのない、翻訳者の生活についても痛いほどよく伝わります。
posted by ひるねこ at 19:30| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。