『せかいいちの いちご』(小さい書房)

ある日届けられた、生まれて初めてのいちご。
赤く輝く小さな実を、シロクマはうっとり見つめ、ダンスを踊り、大切に大切に枕元へ。
いちごの香りに包まれて眠れば、夢の中でもずっと一緒。
次の冬、今度はいちごが2つ届きます。友だちを呼ぼうかしら。
ドレスアップして、少しずついただくの。きっとみんな喜ぶわ。
そしてまた次の冬、そのまた次の冬と、その数は年々増えてゆきました。
美味しいイチゴは、ついに小さな器から溢れるほどに。



私たちは誰もがとびきりの一粒との出会いを求めます。
素晴らしく美味で、甘く酸っぱい。こんなに美味しいもの、もっと欲しい。
もっと。
もっともっと。
最初の一口。
その新鮮な味を冷凍保存しておきたい。
『二番目の悪者』につづく、林木林と庄野ナホコによる絵本、第2弾。
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