2018年08月16日

『ぼくがスカートをはく日』(学研)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

エイミ・ポロンスキー 著/西田佳子 訳
『ぼくがスカートをはく日』(学研)


ぼくがスカートをはく日 [ エイミ・ポロンスキー ]

12歳のグレイソンは、誰にも気づかれないよう図形でお姫様の絵を描き、鏡に映る自分の姿に落胆する。

「今朝はもっと女の子らしく見えたのに。鏡の中に、ぴかぴかした金色のロングドレスを着た女の子の姿が見えたのに。いまはまったくの別人。もちろん、頭では理解している。六年生になったときから、これからは日を追うごとにこうなっていくってわかってた。昔は役に立った想像力が、いまは全然役に立たない。着ているのはゴージャスなロングドレスなんかじゃなくて、バスケの短パンとTシャツ。悲しくなってくる。」

「なにかを鏡に投げつけてやりたい。ぼくの姿が粉々のかけらになって、床に飛びちるだろう。けど、できなかった。鏡の前に立って自分の姿を見つめ、必死で深呼吸した。」

少年の願いは、学校の演劇で女神の役をすること。
でも、それは誰にも言えない彼の秘密。

クラスメイトに知られたらきっと受け入れてもらえないだろう。

「ぼくは、ただ、本物の女の子になりたい。」

自分らしい生き方とは。
posted by ひるねこ at 18:05| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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