2019年03月14日

『詩集 燃える水滴』(亜紀書房)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

若松英輔『詩集 燃える水滴』(亜紀書房)


燃える水滴 [ 若松 英輔 ]

しんとした静けさの中に、熱く迸る何かを感じずにはいられない。
小さな粒が集まり膨らむように、文字が連なって温度をもつ。

今ここに生きる人へ。
もしくは、すでに逝ってしまった人へ。

詩を書く、おもいを顕すとは、どういう行為なのか。

「愛の発見」という詩の、

〈物語るとは ときに 言葉では 語らないことである〉

という、このひとひらの言葉のことをずっと考えている。


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詩を書くなら
詩の役割になど
関心がない人のために

文学を論じるなら
言葉のちからなど
信じていない人のために

本を編むなら
日ごろ 頁をめくる
暇(いとま)もなく 生きている人のために

神を語るのなら
神など存在しない
そう いう人たちと
言葉をかわすために

祈るのなら
祈っているだけでは
現実は変わらないと
いう人たちの分も

 −コトバの人
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posted by ひるねこ at 19:00| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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