●『このほん よんでくれ!』(クレヨンハウス)

このほん よんでくれ! [ ベネディクト・カルボネリ ]
人間の親子が読んでいる絵本に夢中になったオオカミ。拾ったものの、字が読めません。
「だれか よんでくれ」。動物たちが逃げ惑うなか、ウサギが名乗りでました。
やがてオオカミは読み方を教えて欲しいと頼みます。でも、もしそうなったら、うさぎは用なしに……?
小手鞠るい 作、えがしらみちこ 絵
●『まほうの絵本屋さん ようこそ海へ』(出版ワークス)

まほうの絵本屋さん ようこそ海へ [ 小手鞠るい ]
砂浜を歩いていて見つけた絵本屋さん「うみねこブックス」。しろねこさんが大きなクジラの描かれた絵本を開くと、風がふき、海の香りが。
空と海のぼうけんの旅で出会ったのは、1年前に亡くした愛犬のマリン。ページをめくれば、いつでも会える。
谷本雄治 文、サトウマサノリ 絵
●『なつのもりの かぶとむし』(文渓堂)

なつのもりの かぶとむし [ 谷本雄治 ]
夏の夕暮れ、かぶとむしが食事に出かける時間です。くぬぎの木で樹液をなめていると、やってきたのはくわがた。
「さあ、こい!」二匹の取っ組み合い、勝負の行方は……。
サトウさんのダイナミックなイラストと、生態の細かな解説。本格的な「虫絵本」が誕生!