2019年12月02日

『薪を焚く』(晶文社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ラーシュ・ミッティング 著、朝田千惠 訳
『薪を焚く』(晶文社)


薪を焚く [ ラーシュ・ミッティング ]

北欧の冬は寒い。
何千年もの間、北欧の人々にとって重要だったのは、何をおいてもまず薪だった。

その消費量は、単に多いのではない。膨大なのだ。

決してノスタルジーではなく、現実的なエネルギーとして有効活用されている。

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必要とする隣人に分け与えることもできるし、薪は漏れ出すこともない。供給ケーブルは不要で、マッチが一本あればよい。翌年、翌々年へと備蓄しておけるし、質は落ちても薪として使える。「個体の形」でエネルギーを貯めておける点は安心感も大きい。
薪棚は裏切ることがない。あとどれだけの薪が残っているかは一目瞭然だし、薪を家に持って入るとき、手のなかの重みがこれから得られる暖かさに相当する。
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自然の中での手仕事に喜びをおぼえ、生きた炎の温もりに豊かさを感じる。

ノルウェーの薪人たちを見ればわかる。それはつまり、暖をとる以上の何かなのだ。

音、香り、手触り。

人々は、焚き火の持つ太古からの魔力に惹きつけられるようだ。


「一度目は木を伐るとき、そして二度目は薪を焚くとき、薪は二度、身体を暖めてくれる。」


http://hiruneko.thebase.in/items/24589446
posted by ひるねこ at 17:20| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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