2019年12月23日

『ちいさなはなよめぎょうれつ』(偕成社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ナルツィザ ジミホフスカ 作
足達和子 訳
布川愛子 絵
『ちいさなはなよめぎょうれつ』(偕成社)


ちいさなはなよめぎょうれつ [ ナルツィザ・ジミホフスカ ]

むかしむかし。
ひいおばあさんのお姉さんが眠っていると、枕もとでゴソゴソと音がしました。

そこにはいつの間にか、着飾った小さな小さな貴公子の姿が。彼はこう言いました。

「この部屋を馬車が通るのを、お許しいただけないでしょうか?」

どうやら、妹がこれから結婚式を挙げるのだそう。

しばらくすると暖炉から、白ネズミにひかれた馬車がやってきました。乗っているのは、銀色のドレスを着たかわいい花嫁。

続いて花婿や、楽師たちを乗せた馬車、最後に召使いや身内の人など、大勢がやってきました。

どの人も丁寧にお辞儀をして、ベッドの下に消えてゆきます−ー。


この物語が書かれたのは、19世紀のポーランド。
著者のジミホフスカは、幼くして母親をうしない、一時パリに滞在した後から、女子教育と文学活動、社会運動にうちこみました。
社会の平等を求め続け、ポーランド近代史において、“もっとも早く社会問題に目ざめた女性”とされる彼女。

そうした背景を知ると、確かにこの可愛らしいお話もより一層深みを増し、違った見え方が出来そうな気がします。

著者が物語を通して、伝えたかった事とは。

美しく繊細なおとぎ話を、布川愛子さんのイラストが優しく彩ります。


☆WEB SHOP➡️
http://hiruneko.thebase.in/items/25440152

posted by ひるねこ at 17:31| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。