2020年09月06日

『天才たちの日課 女性編』(フィルムアート社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

メイソン・カリー 著/金原瑞人、石田文子 訳
『天才たちの日課 女性編』(フィルムアート社)


天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常 [ メイソン・カリー ]


草間彌生、フリーダ・カーロ、ヴァージニア・ウルフ、エミリー・ディキンスン──。

彼女たちはいかにして日々「制作」に向かい、「生活」と「仕事」 の折り合いをつけていたのか。

妻、母、主婦としての伝統的な“役割”と、クリエイティブな時間の確保。143通りの試行錯誤に、あなたは何を感じるだろうか。
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前作『天才たちの日課』で女性の扱いが少なかった事を反省した著者が、対象を女性に絞ってみたところ、本書は前作よりもはるかにドラマチックなものになった。

それはここに取り上げられた女性のほとんどが、「女性による創造的な活動が無視されたり否定されたりした時代に育っている」からだ。

反対、差別、偏見、搾取。
女性たちは常に闘い、押し返し、乗り越えなければならなかった。

そしてこれらは決して過去のものではない。現在進行形で、今なお続いている問題であり、課題である。

ここに書かれているエピソードや言葉が、多くの女性たちに勇気と希望を与え、この社会を「より良く」するものになる事を願ってやまない。

「黒人の女性が作家の人生を選ぶには、向こう見ずな勇気と、真剣な目的と、文学への献身と、強い意志と、誠実さが必要だ。なぜなら黒人で女性の作家はつねに不利な立場に置かれるからだ。あらかじめ、勝ち目がないように仕組まれている。しかし、いったん賽が投げられたら、もうあとには引けない」
マーガレット・ウォーカー(詩人・作家)

https://hiruneko.thebase.in/items/33409258
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