『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』(光村教育図書)

せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子 [ キース ネグレー ]
今からちょっと昔の約150年前、女の子はズボンをはいてはいけなかった。そんな事、信じられる?
でも、それがおかしい事だなんて誰も思わなかった。これまでもそうだったし、これからもそうだって、みんなが言ってた。
メアリーひとりを除いては。
ズボン姿で出かけたら町は大騒ぎ。非難され、批判され、ドレスを着ろと迫られる。
でもメアリーは負けなかった。
「わたしは男性の服を着ているのではありません。わたしはわたしの服を着ているのです」。
作家、教師、女性初の軍医として活躍し、フェミニストとして知られたメアリー・E・ウォーカーの幼い日を描く。