梨木香歩
『物語のものがたり』(岩波書店)

物語のものがたり [ 梨木 香歩 ]
「学者でもなく児童文学作家とも名乗らない、いかなる権威とも無縁の一人のもの書き」が提案する、一つの読み方。
秘密の花園、アリエッテイ、赤毛のアン……。
児童文学の名作を読み解き、いぬいとみこ、石井桃子、村岡花子、ビアトリクス・ポターら先人たちの仕事の核心に迫っていく。
鶴見俊輔・別役実との座談会「物語をめぐって」(2003年)を収録。
人はなぜ物語を求めるのか。
https://hirunekobooks.stores.jp/items/60585324c9e02c51f2d0b175