2019年05月22日

『わたしはなにも悪くない』(晶文社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

小林エリコ
『わたしはなにも悪くない』(晶文社)


わたしはなにも悪くない [ 小林エリコ ]

「私たちは立ち位置も能力もバラバラなのだ。だから、みんなと同じように走れなかったり、ゴールできない人がいるのは当たり前なのだ。けれど、みんなそれに気がつかず、後ろを走る人のことをバカにする。」

うつ病や貧困、生活保護、自殺未遂……。幾重にも重なる絶望的な状況を生き抜いてきた著者。

精神を病んだのは、貧困生活に陥ったのは、みんなわたしの責任なの?

彼女が、同じように生きづらさを抱える人たちに伝える、「あなたはなにも悪くないよ」というメッセージ。

自分で自分を責めるのは、もうやめよう。

http://hiruneko.thebase.in/items/20026909
posted by ひるねこ at 18:13| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

『静寂とは』(辰巳出版)

アーリング・カッゲ 著/田村義進 訳
『静寂とは』(辰巳出版)


静寂とは [ アーリング・カッゲ ]

ノルウェーの冒険家が語る、「静寂」。

あらゆる物事が、めまぐるしく変化する時代。
現代人は無意識においてさえも、常に何か(騒音)を聞いている。

「自分が静けさを心から必要としていることに気づくまでは、それを探すこともしなかった。往来、音楽、機械、アイフォン、除雪車……無数の騒音の奥深くに、静けさは横たわり、わたしを待ってくれていた。」

「娘たちはわたしを怪訝そうな目で見つめた。“静けさ?そんなものになんの価値があるの”と言いたげだった。わたしが“それは親しい友人になる。それはルイ・ヴィトンのバッグよりも贅沢なものだ”と言うまえに、娘たちはこう断じた。“悲しいときにはあってもいいけど、それ以外は何かの役に立つとは思わない”」

「静けさそのものは豊かで、贅沢なものであり、新しい思考法の扉をあけるための鍵になる。わたしはそれを現実逃避やスピリチュアルなものとは見なしていない。それはより豊かな生活を送るための効果的なカンフル剤となる。つまり、テレビをつけて世界を知るより、人生をより深く味わうことができるということだ。」

静寂とは何か。
静寂はどこにあるのか。
なぜ今、静寂が重要なのか。

静かに、淡々と綴られる文章は、心の奥に沁み入ってくる。

たまにはスイッチを切って、世界を遮断することも必要だ。

言葉と自分の思考に、ゆっくりと身を任せたい。

名著の香り。

☆WEB SHOP➡️
http://hiruneko.thebase.in/items/19807505
posted by ひるねこ at 16:12| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)

温又柔
『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)


「国語」から旅立って (よりみちパン!セ) [ 温又柔 ]

中国語や台湾語が飛び交う中を育ち、日本に住んでは日本語を使い、やがて小説家となった。

「外国人」とは誰だろう?
「国語」「KOKUGO」「日本語」とは何だろう?

言葉を書き、話す、楽しさと戸惑い。
アイデンティティ、歴史、境界線。
改めて考える。
posted by ひるねこ at 18:25| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。