2017年12月13日

『東京 しるしのある風景』(河出書房新社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

松田青子『東京 しるしのある風景』(河出書房新社)


東京 しるしのある風景 [ 松田 青子 ]

町で見かける郵便局から、国会や最高裁、東京ミッドタウンや池袋のサンシャインなど、思わず「そんなところに?」と言いたくなるような郵便局まで。とにかく歩いて歩いて集めた、東京の風景印の記録

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風景印を押してもらおうとすると、一瞬の間がある場合や、待ってましたとばかりに勇んで押してくれることも。押す前に「あんまり得意じゃないんです」と不安を吐露する局員さんが良い風情。

〈実のところ、風景印はそもそも「ふと」出会えるようなものじゃなかった。ほとんどの場合、郵便局には「風景印あります」などと、「冷やし中華はじめました」のごとくわかりやすい貼り紙が出ているわけでもないし、はっきりとした意志を持って、「風景印お願いします」と言わないと、風景印には出会えない。〉

キッテ通りには谷中郵便局がありますが、そういえばどんな風景印なのでしょう。
今度「風景印お願いします」って言ってみようかな。
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2017年12月12日

『五月よ 僕の少年よ さようなら』

【新刊入荷】

寺山修司 詩・文/宇野亞喜良 絵
『五月よ 僕の少年よ さようなら』(アリエスブックス)

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1965年に出逢った寺山修司と宇野亞喜良。互いに刺激し合いながら時代を走り、ともに生みだし続けた数々の作品は今もまぶしく光を放つ。

著作の表紙や装幀も多数手掛けた宇野亞喜良が、寺山とのあらたなコラボレーションを試みた本書。


「詩人は、ことばで人を酔わせる酒みたいなもんです。

ときには、ことばで人を傷つけたりすることもできる。

ようくみがいたことばで、相手の心臓をぐさり、とやる」

                 ー− 毛皮のマリー


強さの滲む言葉と、可愛らしくも官能的なイラスト。
甘さと苦さが同居する世界。

http://hiruneko.thebase.in/items/9254657

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2017年12月10日

新刊『世界はまるい』『鏡の国のアリス』『増補 書店不屈宣言』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

●ガートルード・スタイン 文/クレメント・ハード 絵‎ /マーガレット・ワイズ・ブラウン 編集
『世界はまるい』(アノニマ・スタジオ)


世界はまるい [ ガートルード・スタイン ]

ちいさな女の子ローズと旅する物語。
〈もし名前がローズじゃなかったら、わたしはローズだったかな、もしわたしがふたごだったら、いまとおんなじローズだったかな。〉
言葉の連なりを追っていけば、世界をどこまでも歩いていけそう。
ピンクとブルーの美しさ。
大切な人への贈り物にぴったり。


●ルイス・キャロル 著/佐々木マキ 絵/‎高山宏 訳
『鏡の国のアリス』(亜紀書房)


鏡の国のアリス [ ルイス・キャロル ]

〈そのことだけはまちがいありませんでした。白い仔猫にはなんの関係もなかったのです−−全部黒い仔猫のやったいたずらでした。〉
高山宏の新訳。佐々木マキによる80点の描き下ろしイラスト(しかもオール2色刷り)。
なんとも贅沢な装いで生まれ変わったアリスをぜひ。


●田口久美子 著
『増補 書店不屈宣言』(ちくま文庫)


増補 書店不屈宣言 わたしたちはへこたれない (ちくま文庫) [ 田口 久美子 ]

40年以上現場に立ち続ける著者。
文庫化までの期間にも業界には大きな変化があった。
「来し方」は変えられない。では「行く末」は?
〈このように楽しげに売っている「モノ」が、巷間言われるように、そんなに簡単に亡びるのだろうか?〉
へこたれてはいられない。
posted by ひるねこ at 19:14| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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