2017年10月11日

『Hygge 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ピア・エドバーグ 著/永峯涼 訳
『Hygge 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法』


Hygge 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法 [ ピア・エドバーグ ]

“ヒュッゲ”という言葉をご存知でしょうか?

世界幸福度ランキングで常に上位に位置する北欧デンマークで生まれたこの概念は、「心地よさ」「くつろぎ」などのワードで訳されますが、なかなかぴったりくる言葉はありません。

自宅を居心地の良い場所にし、家族や仲間、時には一人の時間を楽しむこと。
不要なものを処分し、本当に気に入ったものだけに囲まれて過ごすこと。
ファッションや音楽など、誰かと比べるのではなく自分らしく暮らすこと。
そしてお金や名誉などにこだわらず、時には電子機器も手放して、速度を緩めて人生を楽しむこと。

今私たちが生きているのは、効率やスピードを何よりも優先し、目まぐるしく移り変わる情報や技術に翻弄され、収入や地位において他人よりも少しは“マシ”であることを求められる社会ではないでしょうか。
自分や家族、ましてや他人とじっくり向き合う時間など、そうそうとれるものではありません。

本来私たちが求めているのは、仕事を充実させるのと同じかそれ以上に、一人でいるときの時間や、家族や友人、地域の仲間たちとの触れ合いを楽しむことのはずです。

一生懸命働いているのに、幸せの実感を得られない。
いつも漠然とした不安、ストレスを抱えている。

そんな時、一度立ち止まって、時間の使い方を見直してみませんか?

高い税率や厳しい冬の寒さなどを抱えるデンマークの人々は、
なぜ自らの生活を心から幸せだと感じることができるのでしょうか?

ちょっとしたブームのようになっている“ヒュッゲ”。
関連書も続々刊行されています。

本書は理念ではなく、実践の書。
ところどころに書き込むスペースがあるので、自分自身を見つめながら、ヒュッゲな生活に近づいていくことができます。
また巻末の〔ヒュッゲ30日間チャレンジ〕で、具体的にそのヒントを取り入れていくことができます。それはいつでもどこでもお金をかけずに実践できるものばかり。

幸せな生活は一朝一夕に手に入るものではありませんが、まずは自分が好きなことに向き合い、それを大切にする生き方の第一歩として、この本が役に立つかもしれません。

昨日より今日、今日より明日が楽しければ、人生は豊かになります。
あなたが選びとったものの先に、心地よい暮らしが待っているはずです。

☆webショップ⇨
http://hiruneko.thebase.in/items/8549666
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2017年10月09日

『花火の音だけ聞きながら』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

「ぼのぼの」のアニメが好きでした。

見た目の可愛らしさとは裏腹に、シュールで、ブラックで、理不尽で。
ゲラゲラ笑いながらも、なんとなく大人の世界に足を踏み入れてしまったような、不思議な感覚を覚えた気がします。

『花火の音だけ聞きながら』は、「ぼのぼの」の作者いがらしみきお氏による初のエッセイ本。これまでにも数多くの作品を生み出している著名な漫画家さんですが、その言葉に触れるのは実は今回が初めてでした。


花火の音だけ聞きながら [ いがらしみきお ]

生き死にのことや宗教のこと、震災や原爆・核のこと、言葉や愛について。
様々な事柄が軽くもなく重くもない、飄々として訥々とした語り口で綴られていきます。
ユーモラスにクスッと笑わせる一方、哲学的で観念的で抽象的な物言い。
何が言いたいのだか言いたくないのだかよくわからないけれど、そこには確かに1点の真理がある。
社会に対する批判のようでもあり、あるがままの自分を生きることの喜びも感じられます。


なるほど、「ぼのぼの」はこういう人が書いていたのだなと、何年も経って合点がいきました。

これほど形容のしようのない本もなかなか無いのですが、いがらしファンでない方にこそ、読んでいただきたい。

〈物語というのはなんのためにあったのでしょう。それは、この世界を愛せるようになるためではなかったのか。なのに人や物のキャラ化以来、みんな人や物ばかりを愛したがります。「世界」というものを捉えられない。ネットもスマホも、世界へ続いているようで、どこまで行っても世界の欠片にしかアクセス出来ません。〉

ページをめくるごとに様々な感情が渦巻いて、そうですね、なんだかズキズキします。

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『花火の音だけ聞きながら』(双葉社)
いがらし みきお (著)
208ページ
1,296円

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2017年10月03日

『なぞなぞアンデルセン』(偕成社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

なぞなぞ・石津ちひろ 絵・南塚直子
『なぞなぞアンデルセン』(偕成社)


なぞなぞアンデルセン (なぞなぞえほん) [ 石津ちひろ ]

「おやゆびひめ」「にんぎょひめ」「はだかのおうさま」など、
誰もが知っているアンデルセンの名作がなぞなぞになりました。

IMG_4176.jpg


「みにくいアヒルのこ」

せなかを くるんと まるめたり
のどを ごろごろ ならせることを
アヒルの こに じまんしてばかり
さて いったい だあれ?

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「マッチうりのしょうじょ」

おんなのこが おかあさんから
もらった たいせつなもの
だけど あまりに おおきくて
すぽんと ぬげて なくしてしまった
さて いったい なあに?

IMG_4177.jpg


いかがでしょうか?
これらはまだ簡単な方なのですが、中には「そんなのわかりません!」と降参したくなるものも。

「ちいさいイーダのはな」の中で、〈パーティでピアノを見事に奏でる素敵な香りの誰かさん〉、わかりますか?
でも、安心してください。実は絵の中に答えが隠されているんです。


有名作品が多いとはいえ、意外と内容は細かく憶えていないもの。
ここに出てくる50個のなぞなぞに答えていけば、改めてアンデルセンの作品に出会い直すことができそうです。

もちろんアンデルセン通の方は、絵を見ずに答えてみるのも楽しいかもしれません。

でも南塚直子さんのイラストは、アンデルセンの世界にぴったり。
答え合わせが終わった後は、ぜひじっくりその絵を眺めてみてくださいね。


ちなみに上の2つの答えは「ねこ」「くつ」でした。
posted by ひるねこ at 18:57| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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