2020年02月03日

『足をどかしてくれませんか。』(亜紀書房)

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『足をどかしてくれませんか。−−メディアは女たちの声を届けているか』(亜紀書房)


足をどかしてくれませんか。 メディアは女たちの声を届けているか [ 林 香里 ]

どんなに「女性活躍」「女性活用」と声高に言われたって、女性は結局男性側のルールと折り合いをつけて生きている。強いられている。

それは、男性優位のメディアが作り上げているものだ。

女の武器?
女子アナ?
理想の女性?

男性性の強い、古臭い価値観をアップデートできずにいる人たち。今でもそれが許されると思っている人たち。

ギョーカイ人は言う。
「出た、コンプライアンス!真面目じゃ面白いものなんて作れないよ」

容姿や年齢や性的指向を“いじる”文化、まだ笑っていられるんですか。

そんなわけないですよね。

「真にクリエイティブであるなら、人権に配慮した上で新しいものを生み出せるはずである。」

日本の主要メディアが #metoo に鈍感で、アメリカ大統領選で主要なテーマだったジェンダーをめぐる話題には無頓着。

そんな「風土」は昔も今も大して変わらずに、女性の権利を貶めるような番組やコンテンツを量産している。

あなたたちの目に、女性たちの姿は見えていますか。
あなたたちの耳に、女性たちの声は届いていますか。

女性の「特別さ」ではなく、「ふつう」を映してほしい。その声を聞いてほしい。

ただそれだけ。

「私たちを踏み続けているその足をどけて」。


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2020年02月01日

『子どもと旅する北欧フィンランド  〜エストニアにもショートトリップ〜』(主婦の友社)

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ナシエ
『子どもと旅する北欧フィンランド  〜エストニアにもショートトリップ〜』(主婦の友社)


子どもと旅する北欧フィンランド [ ナシエ ]

これまで3冊の北欧本を出版した、著者のナシエさん。
今回の北欧旅行は、初めてのお子さん連れ!

行き先は「世界幸福度2年連続1位」「ママにやさしい国1位」に輝くフィンランドでした。

子ども服のショッピングや公園で遊ぶこと、フォトブックを作るなど、”親子でやりたいこと”のリストを作り、いざ出発!

フィンランドの首都ヘルシンキと第二の都市ポルヴォー、さらにはエストニアの首都タリンを、ベビーカーを押しながら満喫します。

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子連れ旅行で気になるのは、やはり荷物や食事のこと。
事前の荷造りや機内での過ごし方、ホテル選びなどが詳しく解説されていて、参考になること間違いなし。

自由奔放な「ナシ太郎」くんに、時にはペースを乱されたり振り回されたりしながらも、親子三人が旅行を楽しんでいる様子がなんとも微笑ましいです。

もちろん子どもと一緒だと制限されることもあるはずですが、逆に子連れだからこそ体験できる時間や楽しめるスポット、そして何より一人旅では得られないたくさんの思い出がここには詰まっています。

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読んでいて感じたのは、子連れに優しい国は子どもに優しい国、という至極当たり前のことでした。

北欧やフィンランドと言えば、洗練されたデザインやおしゃれな雑貨といったものがまず挙げられますが、ご存知の通りの福祉大国です。

本の中にも出てきますが、公共交通機関でベビーカーが優遇されたり、キッズルームが用意されている電車もあります。さらに言えば、妊娠したママに配布されるベビーパッケージや、男性の育児取得率が8割という実績も。

街で困っていたら気軽に声をかけてもらえたりと、まさに子育て天国。

そういった国だからこそ、ナシエさん親子も安心して旅が出来たのでしょう。

子ども向けのお店や図書館の充実、遊園地の存在なども、子育てのしやすい環境を支えています。

本書を読んで、フィンランドという国の魅力を改めて感じることが出来ました。

もちろん、子連れでない方も楽しめるような要素もたくさん。

ベリー摘みに湖水浴、マリメッコのアウトレット&本社食堂、蚤の市など、現地の様子を絵で伝えるのはナシエさんのお手の物。

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過去に訪れた場所を思い返しながら、そしてまだ見ぬ場所に思いを馳せながら、ナシエさんのイラストを通してフィンランドの空気に触れたように思います。

お子さんと一緒の旅行を考えている方はもちろん、よりコアなフィンランド情報を知りたい方にとっても、参考になる一冊です。

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2020年01月30日

『あぶない!どーする?』(岩崎書店)

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待ちに待った新刊絵本が入荷しました!

穂高 順也 作
西藤 燦 絵
今泉 忠明 監修
『あぶない!どーする?』(岩崎書店)


あぶない! どーする? (どうぶつえほん だーれ? どーする?) [ 穂高 順也 ]

てきがあらわれたとき、動物はどうやって身をまもるのかな?

ヤマアラシだったら?
フグだったら?
アルマジロだったら?

住んでいる場所や暮らし方で、敵は異なります。
動物たちは自らの身体の特徴をうまく使い、長い間その身を守ってきました。

それぞれの動物の「守り方」「逃げ方」については知っていましたが、改めて見るとそのインパクトに驚きます。

どんなに凶暴な敵も「こりゃたまらん」と諦めるに違いありません。

だって目の前であんなことやこんなことが起こったら……。

「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉がありますが、役立つどころか、実際にそうして何世代も命を繋いできた動物たちの存在、そしてその能力には、畏敬の念さえ覚えます。


実はこの絵本、ひるねこBOOKSレーベル『まどろみのにわ』の作者・西藤燦さんが、初めて書籍の作画を手がけた作品でもあります。

動物たちの毛や棘など、彼女の緻密な筆が光ります。

もはや狂気とさえ思えるその卓越した技を、じっくりとご覧ください。

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