2021年03月01日

『作家の手料理』(平凡社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

野村 麻里 編
『作家の手料理』(平凡社)


作家の手料理 [ 野村 麻里 ]

武田百合子のすいとん、鴨居羊子のジブ煮、伊丹十三のスパゲッティ。

内田百閨A石井桃子、牧野富太郎、向田邦子……。

食べ物が眼前に浮かび上がってくるかのような描写に、ページを捲る手と生唾が止まらない。

池辺良の「すき焼き」は、漂い出てくる芳ばしい香りが鼻腔をくすぐる。

30名の作家の手料理、或いは読者のためのレシピ集。
食べてみたい、作ってみたい。

印象的な装画とカットは、ナガノチサト。

https://hiruneko.thebase.in/items/40689926
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2021年02月28日

『言葉をもみほぐす』(岩波書店)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

赤坂憲雄、藤原辰史
『言葉をもみほぐす』(岩波書店)


言葉をもみほぐす [ 赤坂 憲雄 ]

民俗学・歴史学という各々の専門分野から、知力をふり絞り、引き裂かれながら現実に向き合う二人。

言葉を揉み、解し、思索を交わした、2019年から2020年にかけての往復書簡。

銀板写真(ダゲレオタイプ)とともに。

撤退の時代だからこそ、そこに駒を置く−。
https://hiruneko.thebase.in/items/40570356
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2021年02月26日

『はじまりの24時間書店』(東京創元社)

ロビン・スローン 著、島村浩子 訳
『はじまりの24時間書店』(東京創元社)


はじまりの24時間書店 [ ロビン・スローン ]

失われた本をさがす図書館員の青年は、真夜中、風変わりな書店の扉を開く――。
24時間休まず営業している小さな書店と、一冊の稀書をめぐる少し不思議な冒険。

あの〈24時間書店〉が秘めていた、もうひとつの本にまつわる物語とは。
https://hiruneko.thebase.in/items/40570401
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