2020年04月22日

『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』(新泉社)

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ブッシュ孝子 著/若松英輔 解説
『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』(新泉社)


暗やみの中で一人枕をぬらす夜は ブッシュ孝子全詩集 [ ブッシュ 孝子 ]

暗やみの中で一人枕をぬらす夜は
息をひそめて
私をよぶ無数の声に耳をすまそう
……夜の闇にこだまする無言のさけび
あれはみんなお前の仲間達
暗やみを一人さまよう者達の声
沈黙に一人耐える者達の声
声も出さずに涙する者達の声
−−本書より

若くして病を患ったブッシュ孝子。彼女が命を終えるまでの五か月間に、ノートに綴った詩のことば。

28年の生涯の最後に残された92編は、生きることが決して当たり前ではなくなった今、人々の内にある「いのち」を目覚めさせる。

あるひとりの詩人の全詩集。
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2020年04月19日

『ぼくの ポーポが こいを した』(岩崎書店)

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村田 沙耶香 著、米増 由香 絵、瀧井 朝世 編
『ぼくの ポーポが こいを した』(岩崎書店)


ぼくの ポーポが こいを した (恋の絵本) [ 村田 沙耶香 ]

親友のポーポが、ぼくのおばあちゃんと結婚することになった。そんなの絶対に変。だってポーポは、ぬいぐるみなのに。

「そうだろうねえ」おばあちゃんは笑う。

「でもね こいは へんなんだよ。へんになるのが こいなんだから」。

真っ青な空の下、ふたりは結婚式を挙げた。
ぼくは精一杯の拍手を送る。

ぼくもいつか、誰かに恋をするだろうか。

https://hiruneko.thebase.in/items/28110193
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2020年04月18日

『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房)

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梨木香歩
『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房)


風と双眼鏡、膝掛け毛布 [ 梨木 香歩 ]

熊野や日光といった街道。ざわっとする地名の姨捨や毒沢、アイヌ文化由来の利尻、沖縄の今帰仁……。

梨木香歩が全国の地名から想起し、綴ったエッセイ。

今いる場所。離れていながら想いを馳せる場所。
地名の味わいの奥深くには、温かさと重みが在るようだ。

人はこんなにも、土地と分かち難く結びついている。

https://hiruneko.thebase.in/items/28110695
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