2017年10月09日

『花火の音だけ聞きながら』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

「ぼのぼの」のアニメが好きでした。

見た目の可愛らしさとは裏腹に、シュールで、ブラックで、理不尽で。
ゲラゲラ笑いながらも、なんとなく大人の世界に足を踏み入れてしまったような、不思議な感覚を覚えた気がします。

『花火の音だけ聞きながら』は、「ぼのぼの」の作者いがらしみきお氏による初のエッセイ本。これまでにも数多くの作品を生み出している著名な漫画家さんですが、その言葉に触れるのは実は今回が初めてでした。


花火の音だけ聞きながら [ いがらしみきお ]

生き死にのことや宗教のこと、震災や原爆・核のこと、言葉や愛について。
様々な事柄が軽くもなく重くもない、飄々として訥々とした語り口で綴られていきます。
ユーモラスにクスッと笑わせる一方、哲学的で観念的で抽象的な物言い。
何が言いたいのだか言いたくないのだかよくわからないけれど、そこには確かに1点の真理がある。
社会に対する批判のようでもあり、あるがままの自分を生きることの喜びも感じられます。


なるほど、「ぼのぼの」はこういう人が書いていたのだなと、何年も経って合点がいきました。

これほど形容のしようのない本もなかなか無いのですが、いがらしファンでない方にこそ、読んでいただきたい。

〈物語というのはなんのためにあったのでしょう。それは、この世界を愛せるようになるためではなかったのか。なのに人や物のキャラ化以来、みんな人や物ばかりを愛したがります。「世界」というものを捉えられない。ネットもスマホも、世界へ続いているようで、どこまで行っても世界の欠片にしかアクセス出来ません。〉

ページをめくるごとに様々な感情が渦巻いて、そうですね、なんだかズキズキします。

---
『花火の音だけ聞きながら』(双葉社)
いがらし みきお (著)
208ページ
1,296円

posted by ひるねこ at 21:53| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

【満員御礼】『イモヅル』vol.3刊行記念 イモヅル収穫祭


*定員に達しましたので、お申し込みを締め切りました。


サツマイモからつながる人、本、場所をテーマにしたリトルプレス『イモヅル』
サツマイモへの大きくてまっすぐな愛が溢れ出て、口の中が甘味と温かさで満たされます。

imozuru1_2.jpg

今回第3号が刊行されるのを記念して、当店でささやかなイベントを催します。

実は今回のテーマ「コドモとイモ」にあわせて、当店が〈サツマイモ絵本〉を5冊セレクトしています。暑い盛りに焼き芋のことばかり考えるのはとても得難い経験でした。

イベントでは、発行者の藤田一樹さんを囲んで、これらの絵本の紹介はもとより、『イモヅル』という冊子について掘り下げたり、参加の皆さんと一緒にイモ話を芋づる式にお話できれば嬉しいです。

と言っても堅苦しい話は一切なし!

芋けんぴ、芋せんべい、芋甘納豆、干し芋、大学芋など、イモを使ったお菓子も色々ご用意します。
もしかしたらご近所のあのお店とのコラボもあるかも?もちろんオススメの芋フードや芋焼酎があればお持ちくださいね。持ち込みは自由ですので、どうぞお気軽にお越しください。

サツマイモ、ジャガイモ、山芋、里芋などなど、とにかくイモ好きな皆様のご参加をお待ちしております!
『イモヅル』1、2号の販売もありますので、初めての方も大歓迎です!


●日時:10/18(水)19:00〜20:30 (開場は18:45予定です)

●ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉

●定員:10名

●参加費:500円(『イモヅル』vol.3を差し上げます)
    +1ドリンク500円(ビール/ワイン/ソフトドリンク)
 当日お支払い


※参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、
〈お名前、ご連絡先(TEL、メール)、参加人数〉をご連絡ください。
⇒hirunekobooks@gmail.com 
件名「10/18 イモヅル収穫祭参加希望」


posted by ひるねこ at 16:58| Comment(0) | 展示・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

ノルウェーの人気者「KUBBE/キュッパ」のフェアを開催します。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ノルウェー生まれの人気絵本『キュッパのはくぶつかん』『キュッパのおんがくかい』(いずれも福音館書店、オーシル・カンスタ・ヨンセン●著/ひだに れいこ●訳)。

  

丸太の男の子「キュッパ」が主人公の、とってもユーモラスな絵本です。

KUBBE_logo.jpg

KUBBE_flags.jpg

kubbe_Hallo.jpg

2015年には上野の東京都美術館で「キュッパのびじゅつかん」が開催され、一躍大人気になりました。
『キュッパのはくぶつかん』と同じく様々なモノを拾い集めカテゴライズする作業に、興奮してあっという間に時間が過ぎてしまったという方も多いのでは?


今回当店では、そのキュッパのグッズを集めたフェアを開催します。

ポストカードやクリアファイル、トートバッグやスマホケース、ぬいぐるみなど、
魅力的なグッズが大集合♪あのガチャピン・ムックとのコラボアイテムも。
もちろん絵本も販売します!

nuigurumiS.jpg

hellow.jpg vacation.jpg

Forest01.jpg Forest02.jpg

Tote_Forest.jpg Tote_Town.jpg

Tote_Home.jpg EBT_1041.jpg

linchTote.jpg


ノルウェーとの縁が深まりつつある当店だけに、
キュッパにも楽しんでもらえるようなフェアになりそうです。

絵本のファンの方も初めての方も、どうぞお楽しみに!


●期間:10/21(土)〜10/31(火)11:00〜20:00
(店舗営業時間に準じます) 
※最終日は17時ごろまで
期間中休業:10/24,30(営業情報は必ずSNSをご確認ください。)

●場所:ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉

●入場無料


※絵本については⇒http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1361


☆「KUBBE」とは?

ノルウェーの絵本作家、オーシル・カンスタ・ヨンセンによる
「KUBBE」シリーズをベースにしたキャラクターブランドです。
 
最初の絵本である『KUBBE LAGER MUSEUM』は、
2010年5月にノルウェーのGYLDENDAL社より刊行されました。
翌年9月には早くも第2弾が刊行されています。
北欧ノルウェーを舞台にした自然あふれる世界観と、素朴で温かみのある絵に、
世界からも熱い視線が注がれており、フランス、スウェーデン、ドイツ、韓国での出版も決定しています。
 
そして、日本デビューとなる、待ちに待った日本語版『キュッパのはくぶつかん』が、
2012年4月に福音館書店より発刊されます。
 
「KUBBE」は、ノルウェー語で「丸太」のこと。
日本語で発音するにはむずかしく、「キュッパ」という名前がつきました。
丸太のキュッパ、よろしくね!

*「KUBBE」ホームページより


詳しくはこちら
http://kubbe.jp/top.html
posted by ひるねこ at 12:47| Comment(0) | 展示・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
FX 商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。