2018年05月11日

松岡一哲写真集『マリイ』(エムエム・ブックス)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

松岡一哲写真集『マリイ』(エムエム・ブックス)


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「ここに写っているすべてがマリイです」(松岡一哲)


各界より注目される写真家・松岡一哲。
自身初めての本格的な写真集。

企画から5年以上の歳月をかけて生み出された1冊には、
松岡が妻のマリイと撮影しつづけた日々が刻まれています。


家の中や街角、時に浜辺で。
様々な場所において捉えられるその姿。

こちらをまっすぐに見つめる眼差し、
視点の定まらない虚ろな表情、無防備に眠る顔。


どの1枚にあっても、マリイは確かにそこに存在していて、
飾り気の無い生の匂いがこぼれ落ちます。


撮影者である松岡が、切り取り、閉じ込める一瞬の空気と陰翳。
1人の女性の内には、これほどの「瞬間」が積み重なっている。
私たちはその幸福な目撃者であり、観察者なのだろうと思います。

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実はマリイの写真は全体の一部。
様々に連なる風景や人物の写真を眺めているうちに、
何かしら境界が揺らいでゆくような不思議な感覚に陥ります。

こちら側とあちら側。
夢と現実。

その狭間を行き来して、漂う。
そしてだからこそ、マリイの存在感は一層際立つように感じられます。

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本作の企画は、『murmur magazine』編集長であり、文筆家・詩人の服部みれい。
日々言葉と格闘する彼女が手がけるこの写真集には、一切のキャプションや解説がありません。「言葉」のもつ力と強さを知っているからこそ、用意された空白は必然のものなのかもしれません。
そしてそれはまた、何よりもこの写真群の魅力を雄弁に語っています。


命の静謐な躍動とも言うべき、素晴らしい1冊。

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出版社:エムエム・ブックス
ISBN:978-4-906817-28-3

AD|佐々木暁
企画|服部みれい

オールカラー504ページ

254mm×217mm×30mm

☆web shop
http://hiruneko.thebase.in/items/11244902
posted by ひるねこ at 17:09| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月10日

【満員御礼】イベント「絵本から見る、北欧・デンマークの子どもと暮らし」

*定員に達しましたので、お申し込みを締め切りました。


デンマークで図書館司書のお仕事をなさっている、「さわぐり」こと、さわひろあやさん。
日々Twitterなどで発信されている北欧のこと、絵本のこと。いつも大変興味深く読んでいます。

久しぶりの帰国にあわせて、当店でイベントを開催することとなりました。

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日本ではあまり馴染みのない「北欧らしい」絵本について、そのイラストや文章などの特徴とともにご紹介いただきます。
また絵本についてはもちろん、デンマークでの暮らしや子どもたちの様子、さらには図書館の状況など、様々にお話しいただきます。

現地で絵本や子どもに関わるお仕事をされている方のお話。
なかなか無い貴重な機会です。

北欧好きな皆さま、絵本や図書館でのお仕事に興味のある皆さま、ぜひご参加ください。

*当日はデンマークのポストカードやマグネットなどもご持参くださるそうですので、ご希望の方は記念にぜひお買い求めください。



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〜以下、さわひろさんより〜

デンマークの図書館で、日々たくさんの絵本や児童書と接しています。時に、子どもの本の中に、北欧の子どもたちの日常、暮らし、大切にされているもの、また社会の様子が読み取れる時があります。それは日本人の私にはとても新鮮で、また様々なことを考えさせられます。

ひるねこBOOKSさんでは、デンマークの図書館にある、現代の絵本をご紹介しながら、子どもたちがどんな絵本とともに育っているか、また、図書館で日々見て感じることも、あれこれお話しします。
イクメンパパや、マイペースママの絵本、デンマーク風のクスっと笑える絵本、北欧共通の社会問題を扱った本など、内容は様々。日本語に翻訳されにくい本からうかがい知ることのできる北欧らしさをご紹介できたらと思っています。北欧の中でも特にパンチの効いたデンマークの絵本だけでなく、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドの絵本もお持ちしますので、それぞれの特色もお楽しみいただければと思っています。



●日時:7/11(水)18:30〜20:00

●場所:ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉

●定員:10名

●参加費:1,000円(当日お支払い)

※参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、〈お名前、ご連絡先(TEL、メール)、参加人数〉をご連絡ください。
hirunekobooks@gmail.com 
件名「7/11 北欧絵本イベント参加希望」


☆さわひろあや さん プロフィール
デンマーク在住・図書館司書。コペンハーゲン市内・郊外の公共図書館子ども部門・学校図書館で計6年ほど勤務。北欧との出会いは小学5年生の時にムーミンの本を読んでから。その後、大学でデンマーク語を専攻し、デンマークの教育について学ぶ。現在は小学生2児の母で4人家族。コペンハーゲン在住15年目。

https://twitter.com/sawaguricph
https://note.mu/sawaguri_cph

posted by ひるねこ at 18:26| Comment(0) | 展示・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ねこがいっぱい ねこアート』(青幻舎)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『ねこがいっぱい ねこアート』(青幻舎)


ねこがいっぱいねこアート [ ひろしま美術館 ]


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ゴッホ、マネ、ミレー、歌川国芳、藤田嗣治、猪熊弦一郎、熊谷守一……。

古今東西、様々に描かれてきた猫たち。
時には神と崇められ、時には魔女の化身として迫害される。

そこに見える人間と猫の歴史の複雑さは、また一方で、両者がいかに身近な存在かを物語る。

多くの芸術家に愛され、作品化された猫たちが一堂に。
さらに浅生ハルミンがイラストを添えると。

ニャンとも贅沢。
posted by ひるねこ at 17:03| Comment(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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