今夜は満月ですね。
先月に引き続き満月ネタですが、ご紹介するのはこちら。
朽木祥・作 片岡まみこ・絵
『まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん』(小学館)
まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん [ 朽木祥 ]
山のねぐらに独りぼっちで暮らすノネコ。
もしかしたらお客があるかもしれないと、いつもイスの数だけ料理を並べます。ですが誰もやってきません。来る日も来る日もたくさんのご馳走を食べ続けたノネコは狸のようになってしまいました。
ある日、寂しくなったノネコは山を下りてみることにしました。
最初に出くわしたのは、でっかい犬。
慌てたノネコは土管に逃げ込みますが、なんということでしょう、太った体が土管にハマってしまいました。何匹もの猫が通りかかりますが、匂いをかいだり、面白がったりで、誰も助けてくれません。
「…山からおりてくるんじゃなかったよ」ノネコは泣きたくなりました。
やがて夜がやってきます。いつもとは違う、満月の夜の猫の集会でした。
そしてノネコのハマっている土管こそが、猫たちが思いの丈を主張する〈ひのき舞台〉なのでした。
最初はふざけていた猫たちも、だんだん気持ちがよくなって歌い踊ります。
「まんげつのよーる」「どかんねこが、いっぴき!」
「どかんねこのー」「あしがいっぽん!」
さて、そのあとノネコはどうなったでしょうか?
この素敵なお話の続きはぜひ絵本を手にとってご覧ください。


