【新刊入荷】
●最果タヒ『愛の縫い目はここ』(リトルモア)
愛の縫い目はここ [ 最果 タヒ ]
剥き出しの言葉は時に誰かを傷つける。
でもその傷を癒し、穴を埋め、綻びを繕う事ができるのは、やはり真っ直ぐな言葉だ。
生まれたままの感情を言葉にするのは怖いけれど、ここにはその温度があるから浸りたい。
ある作家の「君は僕のスペース」という言葉が浮かんだ。
●寄藤文平『デザインの仕事』(講談社)
デザインの仕事 [ 寄藤 文平 ]
「自分にとってデザインとは何か」から「デザインにとって自分とは何か」への変遷。
これはデザインの教科書ではなく、デザイナーによる等身大の言葉だ。
「好きなこと」というのは反作用のようなもの、という箇所に、長く続けてきた人の言葉の重みが滲む。つくることの熱。
●『片づけたい』-暮らしの文藝 (河出書房新社)
片づけたい [ 内澤 旬子 ]
文字通りの掃除・整理整頓から、家族との別れ、人生の区切り。
32人の「片づけ」には各々の生き様が見え隠れする。
ルンバとウォシュレットのノズルに笑い、煤はきに背筋を伸ばす。
小川洋子さんの「思い出のリサイクル」には思わず唸った。
さて、どこから片づけようか。


