●山崎ナオコーラ『趣味で腹いっぱい』(河出書房新社)
趣味で腹いっぱい [ 山崎 ナオコーラ ]
趣味に生きる鞠子と、お堅い銀行員・小太郎。「働かざるもの、食うべからず」で育った小太郎にとって、大学院で平安文学を学んでいた鞠子の価値観は新鮮だ。
「それって何の役に立つんですか?」そんな風に始まった二人の結婚生活の行方は?
山崎ナオコーラ最新作。
●武田砂鉄、最果タヒ他『平成遺産』(淡交社)
平成遺産 [ 武田砂鉄 ]
様々な災害や事件が起こり、モノが生まれ、言葉が流行った平成が、間も無く終わろうとしている。
では「平成」とはどんな時代だったのか?いやそもそも、そんな定義が可能なのか。
何でもくくりたい「くくり二スト」が氾濫し、共感を求められる今、この本は最高にエモい。
●大海勝子『都会暮らしから始める道草料理術』(晶文社)
都会暮らしから始める道草料理術 [ 大海勝子 ]
ヨモギ、タンポポ、ツクシなどの身近なものから、ワサビ、アケビなど本格的な野山で採取する野草まで。
掲載されたレシピを眺めるだけで、四季の移ろいを感じられる。
忙しい日々、ちょっと寄り道、道草生活。
探し、採り、食べる。その豊かさ。


