前川喜平 、三浦まり、福島みずほ 著
『生きづらさに立ち向かう』(岩波書店)
生きづらさに立ち向かう [ 前川 喜平 ]
困っていることは恥ではない。
生きづらいことは、あなたのせいではない。
むしろそれを言葉にして石を投げることで、波紋が広がり、社会は変わるはずだ。
冒頭の、道徳の授業についての話題で頭がクラクラする。
内閣が掲げる「人づくり革命」には眩暈が。
女性への嫌がらせや、フェイクニュース、貧困や格差の問題には怒りが沸々と。
この国の底は、一体どこまで抜け続けるのか。
いつまでこのような低劣極まりない政権に付き合い、蹂躙され続けなければならないのか。
学力テストや入試、ハラスメント、忖度と権力私物化。
教育・女性・政治を軸に、3人が変革の可能性を語り合う。
声をあげる人に冷淡で、バッシングを浴びせるこの国。
ただ、#MeToo #KuToo フラワーデモなど、確実に変化の兆しはある。
それを投票に、NOABEに、社会変革に繋げなければならない。
今、少しでも生きづらさを感じているのなら。
そこにヒントが、そして答えがあるはず。
全ての人が幸せに暮らせる、完全な社会など無いのかもしれない。
ただの理想か、夢物語かもしれない。
でもそれを目指す人にしか、実現できない世界がある。
少なくとも、誰もが息をしやすい社会は、作ることができるはずだ。


