森洋子
『月の見ていたこと』(書肆森洋子)
真夜中の教室、サーカス、古本屋。
猫や狐や子豚たち。
誰かの散歩、旅立ち、何かの気配。
音もなく、時に賑やかに。
闇で包んで、灯りで照らして。
夜空に煌々と輝く月は、それらを見ていました。
夜更けの地上の、ささやかな出来事。
セピアと赤で彩る、ある夜の御伽噺。
『月の明るい真夜に』に続く、第2作。
丹念に描きこまれた鉛筆の線の美しさ。
今夜もまた、どこかの町で彼らは生きているのでしょう。
http://hiruneko.thebase.in/items/26471124


